煙管を愉しむ


Japanese kiseru pipe (brass and bamboo, Kuroyamasantaki 1998)

@煙管とは?

時代劇に出てくるアレです。銭型平次や前田慶次、がんばれゴエモンが使っている煙草を吸う道具。一般的には真ん中が竹で出来ていて両端に吸い口と火皿(雁首)が付いている上の写真の様な品です。その他に全ての部分が鉄(金・銀・銅・真鍮)で出来たものもあります。

A入手方法

喫煙具の専門店などで購入することが出来ます。最近は職人が少なくなり入手が難しくなってきましたがまだまだ手に入ります!ニセ物には注意。ニセ物は@金属の部分が鉛で出来ていて非常に重たい@竹の部分がプラスチックで作られている工場製品などです。これらの品物はお土産店用の飾りなので決して吸わないで下さい。また骨董品店にあるのは本物である場合がありますが、竹の部分、金属部分共に劣化しており実用には耐えられません。同じく観賞用として考えてください。(取扱店一例) 喫煙具専門店 ラ・ピエール 煙管用品一通り扱っていますお勧めは製造元京都谷川が無難です。その他お探しの方があればお気軽にご相談くださいませ。
煙管の種類■大きく分けて、全金属製と竹タイプの2種類になります。全金属製は水洗いするだけでお手入れが簡単です。竹タイプは竹の部分がフィルターの代わりになるため定期的に竹の部分を交換しなくてはなりませんその代わり味はマイルドになります。 ■純金製(特注時価)⇒■純銀製(30000〜50000円程度)⇒■銅、真鍮(普及品4000円〜10000円くらいまでオススメタイプです)初心者はまず真鍮製から初めてみてください。キセルの長さは、長ければ長いほど味はマイルド、短ければ味はヘビーになります。初めは20センチくらいのものが良いでしょう

B吸い方

 参考になるページ「Lets smoke たばこの吸い方」  http://victorian.fortunecity.com/degas/682/howto4.html

刻みたばこ(小粋・山吹)を箱から取り出し火皿(先端)に軽く詰めます。そして、出来れば火鉢、無ければライターなどで火を付け一口、二口、そして一息入れて三口。これで一服です。灰を捨てて終わりです。吸い足りない時は同じ行為を繰り返します要注意事項灰を捨てるときは雁首の部分を灰皿に叩きつけない事!豆知識として普通の煙草を火皿に突き刺して吸うことも可能です。 参考になるページ http://homepage1.nifty.com/ooedo/ed_tabako/ed_tab.html

Cお手入れ

真鍮、銅製はさびやすいのでボロ布などで常にピカピカに磨いておくこと。さびにくいのは金・銀・クロムメッキされているもの。また竹製は穴を自転車のスポークでつついて中にたまったゴミを取り出して下さい。全金属製の物はお湯に漬けるだけでOKです(竹製はくれぐれも水につけないで下さい)竹は1年程度で交換が必要です。但し交換には10000円くらい必要になりますので品物によっては買い換えた方が安く付く場合がありますので要注意

D関連用品

小粋:煙管に詰めて使う葉っぱ細長く刻んであり使いやすい。10g入り300円他にマカオ製の「山吹」があるが国産に比べ技術的に劣るため刻みが粗く味は辛い。長所は価格が安くて大容量な事。
煙草入れ 煙管と葉タバコを入れるケース。プラスチック製〜本格仕様まで こんなかんじ
たばこ盆 いわゆる灰皿、煙管が使いやすいように作られている マシンメイド〜芸術品まで 茶道をやっている家にはたいがい置いてあると思います。 こんな感じ

E豆知識

電車のキセル? 竹製のキセルの吸い口と雁首を除いた真ん中の竹の部分が無賃乗車区間になります。
前田慶次のきせる 劇中に出てくる品は細長いのですが「けんかキセル」という商品で相手を殴る事を前提に太く頑丈に作られています。長さは50センチくらいで銅製がほとんどです。現在は作られていません(特注で10万円程度)

 

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